「グリップサイズ1(G1)って、ジュニアや女性用じゃないの?」
「大人の男性が使ったら、細すぎて手首を痛めたりしない?」
テニスショップの棚に並ぶテニスラケットを見て、そんな疑問を抱いたことはありませんか。実は今、あえて細いG1を選び、自分好みにカスタマイズして使うプレーヤーが増えています。
今回は、実際にG1を愛用するプレーヤーの体験談を交えながら、その意外なメリットや、細すぎた時のリカバリー術を徹底的に深掘りします。
1. グリップサイズ1(G1)の基礎知識
テニスラケットのグリップサイズは、数字が小さいほど細くなります。G1は円周約105mm(4 1/8インチ)で、一般的には手の小さなジュニアや女性向けのサイズとされています。
しかし、最近のテニスのトレンドは「スピン」と「操作性」です。そのため、手の大きさに余裕があっても、あえてヨネックス VCOREやバボラ ピュアアエロなどのスピン系モデルでG1を選択する大人が増えているのです。
2. 【体験談】グリップサイズ1を使って感じた4つのメリット
実際にG1へサイズダウンしたプレーヤーたちは、どのような変化を感じているのでしょうか。生の声を集めました。
手首の可動域が劇的に広がる
「G3からG1に変えて一番驚いたのは、ワイパースイングのしやすさです」と語る30代男性。グリップが細いことで手首の自由度が増し、ラケットヘッドを鋭く振り上げられるようになります。これにより、ベースライン際で急激に落ちる「エグいスピン」が可能になります。
ボレーやドロップのタッチが繊細になる
ウィルソン ウルトラを使用する女性プレーヤーは、「指先の感覚がダイレクトに伝わるようになった」と言います。グリップを握り込みすぎないため、力みが抜け、ボレーの際の繊細な角度調整や、ネット際に落とすタッチショットの成功率が上がります。
カスタマイズの自由度が高い
「細いものを太くするのは簡単だが、太いものを細くするのは不可能」という格言があります。G1であれば、オーバーグリップテープを2枚巻いたり、クッション性の高いリプレイスメントグリップに交換したりすることで、自分だけの「G1.5」のような絶妙なサイズ感を作り出せます。
圧倒的なハンドリングの軽さ
数値上の重さは変わりませんが、グリップが細いと重心がわずかにヘッド寄りに感じられ、取り回しが軽く感じられます。特にダブルスの前衛で、素早い反応が求められる場面でこの「操作感」が武器になります。
3. 注意が必要なデメリットと失敗しないための対策
もちろん、G1がすべての人に最適というわけではありません。
- 打ち負けやすさ: 相手の強烈なサーブやストロークに対し、面がブレやすくなる傾向があります。体験談の中には「ハードヒッターと対戦した時、インパクトでラケットが手の中で回ってしまった」という声もありました。
- テニス肘のリスク: グリップが細すぎると、ラケットを安定させようとして無意識に強く握り締めてしまいます。これが前腕の筋肉に負担をかけ、テニス肘の原因になることも。
4. あなたはG1を選ぶべき?判断基準をチェック
迷っている方は、以下の基準を参考にしてみてください。
- 「人差し指1本分」の隙間: ラケットを握った際、薬指と手のひらの間に、反対の手の人差し指がちょうど1本入る程度が標準です。これより隙間が広いならG1は細すぎ、入らないならG1が適正である可能性が高いです。
- プレースタイル: * G1向き: グリグリスピンをかけたい、ネットプレーで繊細に運びたい。
- G2以上向き: フラットドライブで力強く打ち込みたい、安定感を重視したい。
5. 「細すぎた!」時のためのリカバリー術
もしG1を購入して「やっぱり細いかも」と感じても、諦める必要はありません。
- グリップチューブの使用: 熱収縮チューブをグリップに被せてヒートガンで熱すると、角(エッジ)を潰さずに正確に1サイズ分太くできます。
- 元グリの交換: 標準の薄い元グリを、プリンス レジソフトのような厚みのあるものに交換するだけで、握り心地が激変します。
- 2枚巻きの工夫: ヨネックス ウェットスーパーグリップを2枚重ねる際は、1枚目をあえて重なりを少なく巻くと、角を損なわずに太さを出せます。
まとめ:グリップサイズは「武器」になる
「自分の手はこのサイズだから」と固定観念で選ぶのはもったいないことです。グリップサイズ1は、あなたのテニスに新たな操作性とスピン性能をもたらす「武器」になるかもしれません。
迷ったら、まずはテニスラケットのG1を一度試打してみることをおすすめします。その一歩が、あなたのプレーを劇的に進化させるきっかけになるはずです。
さらに詳しいカスタマイズ方法や、G1設定がある最新モデルの比較が必要な場合は、いつでもご相談ください。


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