砂入り人工芝、いわゆるオムニコートでのプレーは、独特の「滑り」との戦いです。私も長年、国内の市民大会やサークルでプレーしてきましたが、雨上がりの砂が浮いたコートで足が流れ、決定機を逃した経験は一度や二度ではありません。そんな私が最終的に行き着いたのが、ニューバランスのオムニ・クレー用モデルでした。
ニューバランスの最大の特徴は、何といっても「ウイズ(足幅)」が選べる点にあります。多くのメーカーが縦のサイズ展開に留まる中、ニューバランス テニスシューズは、幅広甲高が多い日本人の足に寄り添う「2E」や「4E」といった選択肢を当たり前のように用意してくれています。
オムニコートで輝く!ニューバランスの2大シリーズ
私が実際にコートで履き比べ、その特性を肌で感じた2つのシリーズを紹介します。
まず、電光石火のフットワークを求めるならFuelCell 996は外せません。コートを蹴り出した瞬間に感じる反発力は、まさに「次の一歩が勝手に前に出る」感覚。ソールに施されたヘリンボーン(魚の骨状)のパターンが砂をしっかり噛み、急停止や切り返しでもパワーロスが驚くほど少ないのが特徴です。
一方で、後半戦の疲れや足への衝撃を和らげたいならFresh Foam X 806が頼もしい相棒になります。このシューズに足を入れた瞬間、包み込まれるような柔らかさに驚くはずです。クッション性に優れているため、長時間の練習でも膝や腰への負担が軽く、ベテランプレーヤーや週末にまとめてプレーする方にこそ試してほしい一足です。
失敗しないための「足幅」と「サイジング」の極意
多くのプレーヤーが陥る罠が、「長さは合っているのに、幅を合わせるためにサイズを上げること」です。これをやると、靴の中で足が遊び、オムニコート特有の踏ん張りが効かなくなります。
私は店舗で計測した際、自分の足が意外と幅広であることを知り、Fresh Foam X Lavの4Eモデルを選んだところ、これまでのマメや痛みから一気に解放されました。ニューバランスを選ぶ際は、ぜひテニス用ソックスを履いた状態で、幅のフィット感を最優先にチェックしてみてください。
最後に:オムニコートを制する足元を
日本独自の環境であるオムニコートにおいて、シューズは武器そのものです。滑ることを恐れずに自信を持ってスプリットステップを踏める。その安心感を与えてくれるのが、ニューバランス オムニ・クレー用シューズの真価だと言えるでしょう。
あなたのプレースタイル、そして何より「あなたの足の形」にフィットする一足を見つけることで、テニスの質は間違いなく劇的に変わります。


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