ヨネックスの EZONE シリーズといえば、テニス界では「爆発的なパワー」と「マイルドな打球感」の代名詞です。しかし、いざ選ぼうとすると「98と100で何が違うの?」「自分には飛びすぎないかな?」と迷う方も多いはず。
今回は、最新の2025年モデルを中心に、実際にコートで打ち込んだ生の声をたっぷり交えて、EZONE の真価を徹底レビューします。
EZONEシリーズが愛される理由:魔法のスイートスポット
ヨネックス 独自の「アイソメトリック」形状により、EZONE は他メーカーのラケットよりも四角に近いフレーム形状をしています。これが、実際に打ってみると驚くほど効くんです。
オフセンター、つまりラケットの先端や根元でボールを捉えてしまった時でも、EZONE は「あ、ミスった」と思ったボールが相手のコート深くに返ってくれます。この「粘り」と「救済」こそが、試合で勝ちたいプレーヤーに支持される最大の理由です。
【体験インプレ】主要モデルを打ち比べてみた
1. EZONE 100:圧倒的な「楽」を追求する黄金スペック
まずは定番の EZONE 100。手に取って振ってみると、まず感じるのが初速の速さです。
- 実際の打球感: 「パチーン!」という爽快な弾きの中に、手に残る感触は非常にソフト。振動吸収性が高く、手首や肘への負担が少ないのが分かります。
- 体験談: 守備に回らされた時、スライスで逃げるだけでなく、面を合わせて当てるだけで「えっ、そこまで飛ぶ?」というくらい深く返ります。カウンターを狙いたいプレーヤーには最高の武器です。
2. EZONE 98:精密射撃を可能にするコントロールモデル
一方で、競技志向のプレーヤーが絶賛するのが EZONE 98 です。
- 実際の打球感: 100に比べるとフレームが薄く、ボールを「一瞬捕まえてから放り出す」感覚が強くなります。
- 体験談: フラットドライブでハードヒットした際、EZONE 100 だとアウトしていたボールが、98なら絶妙にコート内に収まります。スイングスピードが速い方なら、狙ったコースへ突き刺すようなボールが打てるはずです。
3. EZONE 100L / 100SL:操作性抜群の軽量モデル
ジュニアや女性、ボレーを多用するダブルス愛好家には EZONE 100L が人気です。
- 体験談: とにかく取り回しが楽。長時間の試合でも腕が疲れにくく、ネットプレーでの反応が一段階早くなる感覚があります。軽いからといって打ち負けることもなく、EZONE 特有のパワーは健在です。
2025年モデルは何が進化したのか?
最新の EZONE を手にして驚いたのは、その「ホールド感」の向上です。
以前のモデルは「弾きの強さ」が際立っていましたが、最新版ではフレームのしなり方がより洗練され、ボールを押し出す感触が強くなっています。これにより、パワーがあるのに「コントロールできている」という実感がさらに増しました。
相性抜群!おすすめのセッティング
EZONE の性能を最大化するなら、ガット選びも重要です。
- 柔らかさを追求したい: ポリツアープロ を48ポンド程度で張ると、まるでスポンジで包み込むような打感になります。
- スピンと威力を両立したい: ポリツアーストライク がおすすめ。飛びすぎを抑え、攻撃的なボールが打てます。
- 肘を労わりたい: ナイロンガットの レクシスコンフォート との相性は抜群。驚くほどマイルドな打球感に変わります。
結論:あなたが選ぶべき1本は?
- 「とにかく楽に、力強いボールを打ちたい」 なら、迷わず EZONE 100。
- 「振り抜きの良さとコントロール、攻めのテニス」 を求めるなら、EZONE 98。
- 「軽さと操作性を重視し、ネットプレーで勝ちたい」 なら、EZONE 100L。
EZONE は、一度使うと他のラケットに戻れなくなる「魔力」を持っています。ぜひ、この爆発的なパワーをコートで体感してみてください。


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