テニスコートで一歩目のスピードに悩みを感じていませんか?私も長年、切り返しの瞬間の「もたつき」に試行錯誤してきましたが、ついにその答えに出会えた気がします。今回は、ミズノが誇るスピード系フラッグシップの最新作、ウエーブエクシード tour 6 acを実際にコートで履き倒した感想を交えて、その真価を徹底的に解剖します。
履いた瞬間に確信した「次世代の反発力」
ウエーブエクシード tour 6 acに足を入れた瞬間、まず驚いたのは足裏全体に伝わる独特の弾力です。今作の目玉である新素材「MIZUNO ENERZY NXT」の効果は伊達ではありません。
これまでのスピード系シューズは、軽さを追求するあまりクッション性が犠牲になり、地面の硬さをダイレクトに感じすぎるものが少なくありませんでした。しかし、ウエーブエクシード tour 6 acは違います。柔らかく沈み込むのに、蹴り出しの瞬間にはまるで見えないバネが仕込まれているかのように、体が前へと押し出される感覚があります。
前作「TOUR 5」から何が進化したのか?
多くのプレーヤーが気になっているであろう前作との比較ですが、一言で言えば「安定感の皮を被った爆速シューズ」への昇華です。
- フィット感の深化: アッパー構造が刷新されたことで、激しい左右の揺さぶりに対しても靴の中で足が遊ぶ感覚が一切ありません。
- 初動の速さ: ウエーブエクシード tour 6 acは、ソールに配置された「D-Flex Groove」がさらに最適化されており、斜め方向への屈曲がスムーズ。これが「一歩目の速さ」に直結しています。
- 耐久性の安心感: スピードモデルは摩耗が早いのが弱点でしたが、ウエーブエクシード tour 6 acは摩擦に強いアウトソール素材を継続採用しており、ハードコートでのハードな練習にも耐えうるタフさを備えています。
実際にコートで使ってみて感じた「攻めのフットワーク」
オムニ・クレーではなく、あえて負担の大きいオールコート(AC)モデルとしてウエーブエクシード tour 6 acを試しましたが、ストップ&ゴーの精度が格段に上がりました。
特にサービスダッシュや、ドロップショットを拾いに行く際のスプリント。地面を掴むグリップ力と、そこからの反発がシームレスに繋がります。正直、これまでのシューズでは届かなかったボールに、あと数センチ手が届くようになる——そんな実戦的な「武器」としての側面を強く感じました。
サイズ感と選ぶ際の注意点
ウエーブエクシード tour 6 acのサイズ感については、ミズノらしい標準的な2E設計ですが、ホールド感が向上している分、人によっては「少しタイトかな?」と感じるかもしれません。
私は普段通りのサイズでジャストでしたが、厚手のソックスを好む方や、幅広の自覚がある方は、一度ショップで足入れをするか、ウエーブエクシード tour 6 acのワイドモデルも検討の選択肢に入れるべきでしょう。
結論:このシューズはあなたのテニスを「速く」する
「とにかく速く動きたい」「後半まで足が疲れないクッションが欲しい」という欲張りな願いを、ウエーブエクシード tour 6 acは見事に叶えてくれました。
単なる道具の更新ではなく、自分のフットワークを一段階上のレベルへ引き上げたいなら、このウエーブエクシード tour 6 acを選んで後悔することはないはずです。次の試合、コートを縦横無尽に駆け回る自分の姿を想像してみてください。その足元には、きっとこの一足があるでしょう。


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