テニスを始めたばかりの頃、ショップの棚に並ぶシューズを見て「この『e』って何だろう?」と首を傾げたことはありませんか?実は私もその一人でした。デザインだけで選んで足の指を痛めたり、逆にぶかぶかのシューズで捻挫しかけたり……。そんな苦い経験を経て辿り着いた、テニスシューズ選びにおける「e」の正体と、絶対に失敗しない選び方のコツを本音でお伝えします。
テニスシューズの「e」に隠された2つの意味
テニスシューズの製品名やタグで見かける「e」には、大きく分けて2つの重要な意味があります。これを知らずに購入すると、せっかくのプレーが台無しになってしまうかもしれません。
1. 足幅(ワイズ)を表す「E」
まず、最も一般的なのが「足幅」の規格です。JIS規格に基づき、E、2E、3E、4Eと数字が大きくなるほど幅が広くなります。
- E・2E: スリム〜標準。足が細めの方や、タイトなフィット感を好む競技者向け。
- 3E: 日本人の標準的なサイズ。迷ったらここが基準になります。
- 4E: ワイド設計。外反母趾気味の方や、ゆったり履きたい方に最適です。
私が以前、憧れのプロ選手と同じパワークッション エクリプションのタイトなモデルを無理して履いた時は、試合の後半で足が痺れて泣きそうになりました。自分の足の「e」を知ることは、最後まで走り切るための最低条件です。
2. ヨネックスの象徴「パワークッション」の進化
ヨネックスのシューズを調べていると、よく「パワークッション(POWER CUSHION)」という言葉が出てきます。ここで使われる「e」のニュアンスは、単なる幅ではなく、ブランドが誇る衝撃吸収技術のエッセンスそのものを指していることが多いのです。
卵が割れずに跳ね返る?驚異の衝撃吸収テクノロジー
ヨネックスのシューズ、例えばパワークッション ソニケージなどを語る上で外せないのが、あの有名な「生卵実験」です。12メートルもの高さから落とした生卵が、割れずに6メートル以上も跳ね返る……。初めて聞いた時は「大袈裟だな」と思いましたが、実際に履いてコートに立つとその差は歴然でした。
ハードコートでの激しいストップ&ゴーは、膝や腰に想像以上の負担をかけます。しかし、このパワークッション搭載モデルを履くようになってから、翌日の疲れの残り方が明らかに変わりました。まるで足裏に薄い高反発のマットを敷いているような、独特の安心感があるのです。
プレースタイル別!失敗しないモデルの選び方
「e(幅)」と「クッション性」を理解したところで、具体的にどのモデルを選べばいいのか。私の使用感をもとに3つのタイプを提案します。
安定感とパワーを求めるなら「エクリプション」
フットワークの激しい方はパワークッション エクリプション一択です。横ブレが全くないので、外側に振られたボールもしっかり踏ん張って打ち返せます。少し重厚感がありますが、その分守備範囲が広がります。
フィット感重視なら「フュージョンレブ」
足全体を包み込むような一体感が欲しいならパワークッション フュージョンレブがおすすめ。シュータン(ベロ)と履き口が一体化しているので、靴の中で足が遊ぶ感覚がゼロになります。
軽快に動きたい初中級者なら「ソニケージ」
「重い靴は疲れる」という方にはパワークッション ソニケージが最適。驚くほど軽く、それでいてパワークッションの恩恵もしっかり受けられる、コストパフォーマンス最強の1足です。
まとめ:あなたの「e」を見つけよう
テニスシューズの「e」は、あなたの足を怪我から守り、最高のパフォーマンスを引き出すための「合言葉」です。幅広(4E)が必要なのか、それとも標準(3E)でフィット感を高めるのか。そして、膝に優しいパワークッションの恩恵をどう活かすのか。
ネットで購入する際も、まずは自分の足を壁に当てて実寸を測り、各メーカーのサイズ表と照らし合わせる手間を惜しまないでください。最高の相棒(シューズ)に出会えれば、テニスはもっと楽しく、もっと熱いものになりますよ!


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