テニスラケットに重りを貼るならどこ?位置別の効果と「1gで激変した」体験談

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テニスを続けていると、ふとした瞬間に「あともう少しだけパワーが欲しい」「速い球に打ち負けたくない」と感じることがありますよね。ラケットを買い替えるのも一つの手ですが、その前にぜひ試してほしいのが「重り(鉛テープ)」によるカスタマイズです。

わずか数グラムの世界ですが、貼る位置によってラケットの性格は別人のように変わります。今回は、私が実際に試行錯誤して辿り着いた「重りカスタマイズ」のリアルな体感をベースに、失敗しない調整術をお伝えします。


1. 重り(鉛テープ)を貼るメリットと「陥りやすい罠」

「重くすればプロのような重い球が打てるはず」と考えて一気に5g以上貼ってしまう人がいますが、これは初心者が最も陥りやすい罠です。

メリット:面の安定性と球威の向上

重りを貼る最大の恩恵は、インパクト時の「打ち負け」を防げることです。特に相手のサーブが速い時や、ボレーで合わせるだけの場面で、面がグラつかずにボールを押し返す感覚が強まります。

注意点:やってわかった「操作性の低下」

私が初めてヨネックス 鉛テープをラケットの先端に貼った時、確かに球威は上がりました。しかし、試合の後半で疲れが出てくると、ラケットが重くて振り遅れ、結局ミスが増えるという本末転倒な結果に。まずは「0.5g〜2g」単位で、少しずつ身体に馴染ませるのが鉄則です。


2. 【位置別】重りを貼った時の「体感の変化」

時計の針の位置に例えて、貼る場所ごとのフィーリングの違いをまとめました。

貼る位置(時計)期待できる効果実際の打ち心地(体験レポート)
12時(先端)パワー最大化、遠心力アップ「ハンマーのように叩ける感覚。遠心力がすごい分、ネットプレーでの操作性はガクンと落ちる」
3時&9時(横)面の安定性、左右のブレ抑制「オフセンター(芯を外した時)の衝撃がマイルドに。ストロークが一番安定した場所」
10時&2時パワーと安定のバランス「12時ほど重すぎず、ヘッドが適度に走る。黄金スペックを強化するならここがベスト」
スロート(中央)全体の重量アップ「振り抜き感を変えずに、打球感だけをドシッとさせたい時に。一番違和感が少ない」
グリップ内操作性アップ(トップライト)「ヘッドが軽く感じ、ボレーの反応やサーブの回転がかけやすくなった」

3. 失敗しないカスタマイズのステップ

私がいつも実践している、最もリスクの低い調整方法をご紹介します。

ステップ1:3時・9時への配置からスタート

まずは左右のバランスを整えるために、3時と9時の位置にキモニー リードテープを合計2gほど貼ってみましょう。これだけで、不快な振動が減り、面の安定感がグッと増すのが分かります。

ステップ2:1レッスン、しっかり試打する

数球打っただけで判断するのは禁物です。疲れてきた時、振り遅れずにスイングできるかを確認してください。もし「重くて振り切れない」と感じたら、位置を少しずつ下(グリップ側)にずらしていきます。

裏技:マスキングテープで仮止め

本番用のテープを貼る前に、マスキングテープで重りを仮止めして打ってみるのがおすすめです。粘着剤でラケットを汚さずに、自分にぴったりの「神位置」を探し出せます。


4. 【目的別】あなたに贈るおすすめレシピ

自分のプレースタイルに合わせて、以下のセッティングを参考にしてみてください。

  • 「エッグボールで相手を圧倒したい!」⇒ 12時方向に1g。スイングスピードに自信があるなら、強烈なスピンとパワーが手に入ります。
  • 「ボレーのミスを減らしてダブルスで勝ちたい」⇒ 3時・9時に各1g + バボラ カスタムバランサーをグリップ付近に。面が安定し、かつ操作性も維持できます。
  • 「今のラケットが少し軽く感じる」⇒ 10時・2時に配置。ヘッドが走りやすくなり、攻撃的なテニスにシフトできます。

まとめ:ラケットを「育てる」楽しさ

重りによるカスタマイズは、一度で正解が見つかるものではありません。季節(気温によるボールの飛びの変化)や、自分の筋力の成長に合わせて微調整を繰り返していくものです。

H型 鉛テープのような便利なアイテムも活用しながら、ぜひ自分だけの「魔法の杖」を育ててみてください。1gの重りが、あなたのテニスを劇的に変えるかもしれません。

次なるステップとして、ラケットの重量バランスを精密に測れるデジタルスイングウェイトマシンの活用方法についても、また別の機会にお話しできればと思います。

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