「学生時代に必死に練習した思い出のラケット、捨てるのは忍びない……」「新しいモデルに買い替えたけれど、まだ十分使えるのに眠らせておくのはもったいない」。そんな風に感じて、クローゼットの奥で埃を被っているラケットはありませんか?
実は、あなたが手放そうとしているその一本が、世界のどこかでテニスを夢見る子どもたちの「宝物」になるかもしれません。今回は、私が実際にテニスラケットを寄付した際のリアルな体験を交えながら、後悔しない寄付先の選び方や具体的な送り方について詳しく解説します。
1. 【目的別】テニスラケットの寄付先おすすめ5選
「どこに送ればいいかわからない」という方のために、信頼できる主な寄付先をまとめました。
- 世界の子どもたちの笑顔へ:KIFUcoco・リボーンプロジェクト海外の発展途上国へスポーツ用品を届けている団体です。ラケットだけでなく、余ったテニスボールなども一緒に受け付けてくれる場合が多いのが特徴です。
- 国内のジュニア育成を支援:日本テニスウェルネス協会日本国内でテニスの普及活動を行っている団体です。未来のプロ選手を目指す子どもたちの環境作りに貢献できます。
- 身近な場所でバトンタッチ:地元のテニススクール意外と見落としがちなのが、通っているスクールや近隣の中学校です。「体験用」として重宝されるケースがあります。
- 資金として支援する:チャリティオークションラケットを売却し、その利益を特定のNGOに寄付する仕組みです。価値のある限定モデルなどは、この方法が最も大きな支援に繋がります。
- 手軽に社会貢献:ウインザーラケットショップなどの下取り大手の専門店では、定期的に「下取りキャンペーン」を行っています。回収されたラケットはリユース・リサイクルに回され、環境負荷を減らす一助となります。
2. 【体験談】実際に寄付してみてわかった「本音」と「変化」
私が3年連れ添ったバボラ 黄金スペック ラケットを寄付した時のことです。最初は「メルカリで売れば数千円になるかな?」という邪念も正直ありました。しかし、いざ寄付用の段ボールに詰めていると、不思議と「ありがとう」という感謝の気持ちが湧いてきたのです。
感じたこと:
- 写真での報告が嬉しい: 寄付先のウェブサイトで、現地の子供たちがラケットを抱えて笑っている姿を見たとき、胸が熱くなりました。「捨てなくて本当によかった」と心から思えた瞬間です。
- 送料の壁: 寄付は基本的に「元払い(自己負担)」です。大きなサイズになるため1,500円〜2,000円ほどかかりますが、これは「自分の思い出を次へ繋ぐための参加費」だと考えると納得できました。
3. 失敗しない!テニスラケットの梱包・発送ガイド
いざ送ろうと思っても、長いラケットをどう包むか悩みますよね。
準備するもの
- 梱包用 プチプチ 緩衝材
- ガムテープ 布
- 段ボール(ラケットが入る細長いもの、または2つを組み合わせて自作)
梱包のコツ
ラケット同士がぶつからないよう、1本ずつプチプチで丁寧に巻きます。段ボールがない場合は、厚紙でラケットの「面」の部分をしっかりガードした上で、全体を巻きダンボールで包むとサイズをコンパクトに抑えられ、送料を節約できます。
4. 寄付する前に必ずチェック!受付NGのケース
せっかくの善意も、相手の迷惑になってはいけません。以下の状態のものは、寄付を控えましょう。
- フレームにヒビ(クラック)がある: プレー中に折れる危険があるため、安全面から再利用できません。
- 著しく古い木製ラケット: アンティークとしての価値がある場合を除き、実用を目的とした団体では断られることがあります。
- 折れている: 修理不可能な破損品は、自治体のルールに従って処分しましょう。
逆に、「ガットが切れている」「オーバーグリップがボロボロ」といった程度であれば、ほとんどの団体で受け付けてもらえます。
5. まとめ:あなたのバトンが誰かの「一生の趣味」になる
テニスラケットを寄付することは、単なる「不用品の処分」ではありません。あなたがそのラケットで味わった「一球を追う楽しさ」や「上達した時の喜び」を、世界の誰かにプレゼントする素晴らしい行為です。
クローゼットで眠らせたまま寿命を迎えさせるより、もう一度コートの上で輝かせてあげませんか?
まずは、あなたの手元にあるラケットの状態をチェックすることから始めてみましょう。


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