卓球界の「ファンタジスタ」として知られる丹羽孝希選手。台に近い位置で予測不能なコースを突き、相手の強打を魔法のように跳ね返すあのプレースタイルに憧れるプレーヤーは後を絶ちません。
「あの異次元のカウンターはどうすれば打てるのか?」「彼が選んでいる道具を使えば、あの感覚に近づけるのか?」
そんな疑問を解決すべく、今回は丹羽選手が実際に使用している丹羽孝希 ZCやV>22 Double Extraを自ら導入。数ヶ月にわたる実戦練習と試合での体験をもとに、その「尖った性能」と「使いこなすための条件」をリアルにお伝えします。
1. 丹羽孝希の相棒:丹羽孝希 ZCの第一印象
まず手に取って驚くのは、その圧倒的な「芯の強さ」です。特殊素材「ゼクシオンカーボン(ZC)」を配したこのラケットは、非常に高い反発力を誇ります。
実際に打ってみた感覚
軽い力で当てただけで、ボールが直線的な弾道で飛んでいきます。驚いたのは、相手の強ドライブに対してラケットを「置くだけ」で、鋭いカウンターとなって返っていく点です。まさに丹羽選手が試合で見せる、あの「力を抜いたカウンター」を道具がサポートしてくれる感覚。
一方で、スイートスポットは広いものの、しっかりとミートしないとボールの速さに自分の制御が追いつかない、じゃじゃ馬な側面も感じました。
2. 驚異のグリップ力:V>22 Double Extraとの組み合わせ
ラケットの弾みを最大限に活かしつつ、決定的な回転量を生み出しているのがV>22 Double Extraです。
試合での体験談
台上でのチキータやストップの際、シートがボールを「グッ」と掴む感触が非常にクリアです。特に下回転に対するドライブでは、硬めのスポンジがエネルギーを蓄え、インパクトの瞬間に爆発的なスピードで飛び出します。
私が最も感動したのは「引き合い」の場面です。中陣に下がっても飛距離が落ちず、相手のコート深くで沈むドライブが打てたときは、思わずニヤリとしてしまいました。ただし、スポンジが硬いため、中途半端なスイングだとネットミスが増えるという「本気度」を試されるラバーでもあります。
3. 「木材」の打球感を求めるなら:丹羽孝希 Woodという選択肢
もしあなたが「カーボンは飛びすぎて不安だ」と感じるなら、7枚合板の丹羽孝希 Woodが救世主になるかもしれません。
実際に丹羽孝希 ZCと比較してみると、手元に伝わる振動が非常に心地よく、ボールを掴んでいる時間が長く感じられます。カウンターの鋭さはZCに譲りますが、ブロックのコースの打ち分けや、繊細なストップなどの精密操作はWoodの方が圧倒的にやりやすい。
「自分の力でしっかり振り切りたい」「回転をかける感覚を大事にしたい」という方には、こちらの丹羽孝希 Woodを強くおすすめします。
まとめ:丹羽孝希モデルは「攻めの守り」を極める武器
丹羽選手のモデルを一通り使い込んで分かったのは、これらは単に速いだけの道具ではないということです。
- 丹羽孝希 ZC:相手の力を利用して高速カウンターを叩き込みたい上級者向け。
- 丹羽孝希 Wood:威力を確保しつつ、自分の意思をボールに伝えたい実戦派向け。
- ”V>22:現代卓球のトレンドである「硬いラバー」を使いこなし、回転とスピードを両立したい人向け。
正直に言えば、初心者には扱いきれない硬さと弾みがあります。しかし、ある程度のスイングスピードがあり、前陣でのカウンタープレーを自分の武器にしたいと考えているなら、これほど心強い味方は他にありません。
丹羽孝希という天才の感覚を、あなたの右手に。その一撃で、相手を驚愕させてみませんか。


コメント