バドミントンをプレーしていて、一度はその名を聞いたことがあるであろうYonex 65Zシリーズ。桃田賢斗選手をはじめとする世界中のトッププロが愛用していることで知られ、「迷ったらこれを選べば間違いない」と言われるほどの圧倒的な信頼を誇るモデルです。
しかし、実際に履いてみると「本当に自分に合っているのか?」「他の軽量モデルと何が違うのか?」と疑問に思う方も多いはず。今回は、Yonex 65Zを実際にコートで使い込んできた筆者が、そのリアルな使用感と、購入前に知っておくべきポイントを徹底的に解説します。
1. 履いた瞬間に感じる「吸い付くような一体感」
まずYonex 65Zに足を入れて驚くのが、アッパーの柔らかさです。シームレスアッパー構造のおかげで、足の甲を包み込むようなフィット感があります。
以前、他社の硬めなシューズを履いていたときは、屈曲したときに足の親指付け根あたりにアッパーが食い込んで痛くなることがありましたが、Yonex 65Zではそれが全くありません。動きに合わせてシューズがしなやかに曲がってくれるため、履き始めの「硬さ」によるストレスが非常に少ないのが特徴です。
2. 激しいフットワークを支える「パワークッションプラス」の衝撃吸収
バドミントンはジャンプ後の着地や、急な切り返しが連続する過酷なスポーツです。筆者が特に恩恵を感じているのが、ヨネックス独自の衝撃吸収材「パワークッションプラス」の効果です。
スマッシュを打った後の大きな着地でも、膝や踵に伝わる衝撃をスッと吸収し、そのまま次の一歩への反発力に変えてくれる感覚があります。「12mの高さから落とした生卵が、割れずに6m以上跳ね返る」という謳い文句は大げさではなく、プレー後の足の疲れ方が明らかに変わりました。
3. 圧倒的な安定感:横ブレを許さない設計
軽量モデル(エアラスシリーズなど)と比較した際、Yonex 65Zの最大の武器は「安定感」にあります。
サイドに大きく踏み込んだ際、足がシューズの中でズレたり、外側に逃げたりする感覚がありません。「ラテラルシェル」という補強パーツがしっかりと足をホールドしてくれるため、捻挫しそうな不安感から解放されます。コートの端まで追い込まれたときこそ、このシューズの真価が発揮されると感じます。
4. 【本音】実際に使って感じたデメリット
手放しで賞賛したいところですが、人によっては気になる点もいくつかあります。
- 重さの感覚: 超軽量を謳うモデルに比べれば、手に持ったときに少し重みを感じます。しかし、プレー中はフィット感の良さが勝るため、筆者は「重い」と感じたことはありません。
- 履き始めの硬さ: アッパーが柔らくなったとはいえ、ソール自体はしっかりした剛性があります。完全に足に馴染むまで、1〜2回の練習は必要かもしれません。
5. あなたはどのタイプ?選び方のポイント
Yonex 65Zには、足型に合わせて複数のラインナップが用意されています。
- 標準的な足幅の人: 通常のYonex 65Z(3E設計)
- 幅広・甲高の人: Yonex 65Z ワイド(4E設計)
- 足が細めの人: Yonex 65Z スリム(2E設計)
筆者は少し幅広なのですが、Yonex 65Z ワイドを選んだことで、小指の外側が痛くなる悩みが解消されました。日本人の足に馴染みやすいラスト(足型)を採用しているのも、このシリーズが長く愛される理由の一つでしょう。
まとめ:Yonex 65Zはこんな人におすすめ
実際に履き続けてみて、Yonex 65Zは「攻守のバランスを高い次元でまとめたいプレーヤー」に最適な一足だと確信しています。
- 足への負担を減らして怪我を防ぎたい
- 安定したフットワークで粘り強く戦いたい
- 確かな品質と実績のあるシューズを選びたい
これらに当てはまるなら、Yonex 65Zはあなたの最高の相棒になってくれるはずです。まずは一度、ショップや部活の仲間のものを試着して、その「包み込まれるような安心感」を体感してみてください。


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